今回泊まったホテル

そんなに意識はしていなかったのですが、気づけばなんとなくこのクリスマス休暇中にお肉がついたような気がしない今日この頃です。しばらく摂生してお野菜中心の食事にしようかと思います。

さて今回泊まったホテルですが、今までならホテルにはあまりこだわらなかったのですが、ルーべが生まれてからはホテルで過ごす時間が増えるので、できるだけ綺麗でバスタブがある部屋を選ぶようにしています。

日本でいう除夜の鐘がなる時間にオーストリアでは各地で花火が打ち上げられるのですが、今年はチビを連れて日付が変わるカウントダウンを外で過ごすのは無理があったので、ホテルの部屋から花火が見られる部屋を選びました。

今回の部屋は二階建てで、一回がリビングとバスルーム。二階がベットルームと湯船がありました。

湯船で早速遊んでいる人がここにいますが、湯船の隣がベットってどうよ!って思ってたのですが、ルーべをお風呂に入れてすぐ寝させるにはとっても便利でした。

そしてこの部屋、何がいいって四方に窓があることです。リビングから見える窓からは一面ワイン畑が眺めることができるのと、この部屋は最上階にあったので天井にも窓があり、そこから月や花火を見ることができます。

ルーべがいるので半ば花火は諦めていたのですが、ホテルが花火師を雇ってどこかの花火大会に負けないぐらいの花火をいっぱい揚げてくれたお陰で、部屋から最高の花火を楽しむことができました。まさかこんな素敵な花火が待ってるとは知らず、何も用意をしてなかった私達。ワイングラスに水を入れてクリ子と二人で新年の乾杯をしたのですが、こんなことならシャンパンでも買っとくべきだった!!とクリ子と後悔したのですが、後の祭り!!でも素敵な花火のお陰で最高の年明けができました!!

年明けディナー

私達が旅した所は12月半ばからオフシーズンに入るのでお店なんかほとんど閉まっていて、食事ができるところが限られてました。私達が泊まったホテルには、3星レストランがあり、大晦日のディナーコースがあったのですが、4時間以上も続く大人のディナーにルーべは耐えられないだろうと断念。

ってわけでそれでもそれなりの料理が食べられるところ・・・としてインターネットで調べて食べに行ったのが4星ホテルのレストラン。4つ星レストランだからそれなりの雰囲気と料理が食べられるだろう・・・。まずは前菜。サーモンをフレッシュチーズと西洋わさびで巻いたもの。

次は人参のスープなんですが、中にいっぱいの生姜の摩り下ろしが入っていて、体が温まる一品。でもこんなに生姜の風味が強くてもオーストリア人は大丈夫なのかな?

もう少し雰囲気があるレストランなのかと思っていましたが、どちらかというと庶民的なレストランで、ちょっと思っていたのとは違いましたが、チビ連れにはこれはこれでよかったのかも。メインは豚のステーキ。

そして私は魚介類の一皿。スロベニアが近いからか、どの魚もすごく新鮮でとろける美味しさ。この美味しさにはびっくりしました。うん、雰囲気はないけれどお料理はどれもとっても美味しい!!

そしてデザートにレーブクーヘンとアイスの一皿を頂いたのですが、どれも美味しかった。残念ながらルーべが大人だけいいもの食べてオイラにもなんかくれ~!!っとこちらを見つめてくるので、この後退散・・でも美味しいひと時でした。

大晦日は拷問ハイキング

大晦日の31日、最高の天候に恵まれたのでちょいと散歩に出かけるはずだったんです。ホテルの朝食前にも3人で小一時間ほど散歩をしていたので、予定では2、3時間の散歩のはずが・・・何故か夕暮れを見ながら家路を急ぐことになるとは・・・。

ルーべも小さいことだしできるだけ平らな道の優しい散歩道を探せ!!とクリ子に指令を出したところ彼が選んだ道がワイン畑が広がるワイン街道一周というハイキングコース。11時頃にホテルを出発し、爽快に散歩を楽しんでいたのですが、アレ?クリ子この道結構アップダウンが激しくありません?いやいや・・・ここだけですよ~Oyumichen.、大丈夫大丈夫!!

いや、おかしいなぁ・・・・丘を登りきったと思ったら今度は傾斜の激しい道を今度は下り・・・いつの間にか山の中。小川を渡り、朝露でぐちょぐちょになった山道を登り、下り・・・そうかと思えば、ワイン畑の中を歩き・・・登っては下り登ってはくだり・・・・。

一人5キロ以上の荷物をそれぞれ持っている私達にとって足場の悪い道でのアップダウンはかなりきつい。だけど景色は最高なので愚痴を言わずに歩いていたのですが、いつになってもホテルに着かないんです。2時過ぎにはホテルに帰ってくるつもりが3時になっても4時になってもホテルが見えてこない。

ひたすら歩き続けること5時間。やっとホテルに辿りついたのですが、その間休憩をしたと言えば、気温5度の中で日当たりがよいワイン畑を探し、ワイン畑の中でルーべに授乳をした15分だけ。もう最後は足の付け根が痛く一歩を前に進めるのも嫌になってくるし、ルーべももう抱っこ紐の中でじっとしてるのは嫌だと暴れだすし、一時はどうなることかと思ったそんな大晦日の拷問。

この旅って体を休めるはずの旅じゃなかったっけ?何故に大晦日に5時間耐久ハイキングなんかをしなきゃいけないだ、クリ子~!!ましてやチビ連れなんだぞ、私達!!ホテルに日が暮れる前に辿り着けたからよかったものの、無謀すぎる・・・。ってお仕置きを私から受けたのは言う間でもない。そんな訳で一年の最後を締めくくる日はえらい大変なことになった2012年。そして筋肉痛は今でも続いてます・・・。