ご無沙汰してます。子供ができるとなかなか自分の時間が取れないものですね。毎日が我が子と共に成長の日々です。
さて今回の出産からちょうど2週間が経ちました。ちょうと2週間前の土曜日の朝にあら?ちょっとお腹が痛いような痛くないような・・・なんていうのから始まり、でも全然痛さが大したことなかったので、あら、これは前駆陣痛かな?なんて思っていたのですが、昼頃にはそのなんだか痛いような痛くないようなって痛みが15分置きにきて、主治医の先生から痛みが定期的に来るようになったら、とりあえず病院に行って・・・と言われていたので、そろそろ準備をするかぁ~なんてシャワーを浴びてクリ子が最後に大きなお腹を写真に収めておきたいなんていうので、お腹の写真を二人で何枚か収めるぐらいの余裕。
こんなので病院に行っていいのか?なんて自分でも思うぐらいのもので、病院に行っても私の笑顔を見て、助産婦さんには、”きっとお家に帰ってもらうことになると思いますが、とりあえず診察してみましょう・・・”なんて言われ、家に帰さないでくれ・・・なんて願いながら診察してもらったら、”おめでとう!!子宮口も4cm開いてることだし、このまま分娩室に行って~!!”なんて言われて、3日前からもう子宮口が4cm開いてることは言えず・・・とりあえず分娩室に行くことになった私。
でも病院内で会う先生も助産婦さんもなんでこんなに笑顔な患者が分娩室に居るのか不思議らしく、色んなところから”なんであの子、分娩室にもういるの?”という声が聞こえてくる始末。ま!とりあえずパジャマに着替えて、後は日本の家族に”この分娩室から見えるウィーンの景色は最高~!!”なんてメールを送って分娩室に入ったことを報告。それでも暇なので、とりあえずこの階を散策することに。
たまにイタタタタタ~という痛みがきてちょこっと壁にもたれかからなくてはいけない状態が来るのですが、それでも笑顔は絶えず。こんな状態な助産婦さんは痺れをきらして、”もう一度検査してみてまだ陣痛の激しいのがやってこなかったら、お風呂にでも入って、その後入院手続きをしに上の階に行ってね~”なんて言われながら診察台にのって2分ぐらいすると急に激しい痛みが!なんとその時点で子宮口は10cm。助産婦さんが”もう、あなた、頭が下から出てきてるわよ!!頭を後は赤ちゃんを押し出すだけよ!!赤ちゃんの頭触ってみる?”なんて言われ、助産婦さんも周りの先生も信じられない事態に。急遽、出産に向けて慌しくなりました。
それから2時間。我が子は7月14日の19時27分にこの世に生まれてきました。そして我が子が産まれてきた時と同時に、分娩室の窓からは綺麗な2つの虹が我が子を迎えてくれました。