この最近のチビ、曲者です。2歳4ヶ月になったのにまだろくに喋れないルーべ。その癖、アルファベットはほぼ読めて、生意気にも母ちゃんの発音を訂正するかと思えば、物事を反対に言うのがお気に入り。たとえば赤スタート。青ストップ。この意味は赤信号は発進、青信号は停止。わざと反対に言って人を困らせては喜んでいるチビ。どうにかならんかね、我が家のボーイ・・・。
実は先週の日曜日、義理の祖父が亡くなりました。亡くなるまで色んなことがあり、家族の面会を拒絶したおじいちゃん。だけど私達だけはずっと毎日お見舞いに行っていたのもあって、来るのを楽しみにしてくれてました。
最後の一週間はほぼもう何も食べられず、のど越しのよいものだけ少しだけ食べられるという状態だったので、冷えたプリンを持っていったり、桃を小さくカットしてシロップ漬けにして持っていったり、おじいちゃんが好きだったものを一生懸命思い出しては、食べられそうなものを見つけては持っていってました。最後の数日はもう水も飲めず、意識も遠のいて苦しそうな姿だけが目に映ってきたのですが、また明日来るね!というとそこだけは首をしっかり縦に振ってくれたおじいちゃん。
日に日に弱っていくお爺ちゃんに毎日手を摩ったり、足を摩ったりしながら色んな話をお爺ちゃんにして、家に帰ってきて寝る前には必ず毎日お爺ちゃんの元気だった頃の幸せそうな写真を見て、お爺ちゃんの優しい声を思い出してから床についてました。私の頭の中にお爺ちゃんの弱った姿が脳裏にへばりつくのが怖かったから・・・。
お爺ちゃんが亡くなってから一週間が経とうとしてますが、お陰で私の頭の中に残るお爺ちゃんはいつも笑顔で優しい声をしたお爺ちゃん。思い起こせばいっぱいの思い出があって、孫の嫁までをこんなに可愛がって下さってたこと、そして更にひ孫であるルーべのことを最期まで気にかけて可愛がって下さったことにに今さらながら感謝しています。
お爺ちゃんが最後まで気にしていたのは奥さんのアニーのこと。お爺ちゃんがこんなにも孫や私、そしてひ孫であるチビを気にかけて、色んなことをしてくれたので、私達はせめても残されたアニーが少しでも寂しい思いをしなくて済むように、できるだけ毎日アニーに顔を見せに行って一緒に話したり、一緒にご飯を食べに行ったりしてお爺ちゃんに恩返しができれば・・・と思っています。
私の大好きなおじいちゃん!!今までいっぱいの素敵な思い出をありがとう~!!私はお爺ちゃんが私のお爺ちゃんでいてくれることが本当に幸せでした。色々と思い残すことや心配があると思うけれど、どうか安らかにお眠りください。