Kaffesiederballの裏側

デビュタントやオペラ歌手、政治家や角界の人達が華やかに舞台に華を添える裏側は、7000人もの人達がこの舞踏会に足を運んだ。

王宮は広いとは言えども、7000人の人が世界各国から集まっていると考えると、すごい人口密度だ。

オーストリア人にとってはこの時期、どこでも開催される舞踏会だが、たとえばお隣ドイツやイタリア、スイス・・・・舞踏会というものはない。

だから世界各国からこの舞踏会の為だけにホテルを取って、ウィーンに足を運ぶ人達が沢山いる。そう思うのと私達は恵まれているのだろう・・・・。

そんな舞踏会は踊るのが目的というより、雰囲気を楽しむっていう人がほとんどかな?だって7000人の人もがこの場にいるってことは、どんなけ踊るホールが用意してあっても、それでもぎゅうぎゅう詰めだもん。

だからちょっと踊っては一緒に来たお友達や知り合いとちょっとしたものやワインを飲みながら、その場を楽しんで、また気が向いたらちょこっと踊るっていうのが、一般的かな?

まぁ~クリ子の叔父、エアリッヒみたいに踊るのが目的で、会場に行くのも夜中12時過ぎ・・・みんなが帰り出す夜中の1時ごろから踊り出して、舞踏会が終わる朝4、5時まで踊り続けるっていう人もいるけれど、私達には無理かな。

21時に始まる舞踏会も朝方1,2時頃になれば、体力も足も痛くなり疲れてくるので、帰りだすっていうのがほとんどなので、実際踊ってる時間なんてほんのわずか。

それでも年に何度かは舞踏会を訪れたくなるのは、現実から離れた華やかな世界に自分自身を置くことができるからだろう・・・。

コメントを残す