昨日は、楽友協会の大ホールでで行われた、ロシア人ピアニスト、 Arcadi Volodosの演奏会に行ってきた。
以前から、写真やインタビューなどで取り上げられていたので、彼の名前は知っていたが、実際に演奏を聴いたのは初めて。この演奏会のチケットもクリ子の叔父、リチャードおじさんから譲って頂いたもの。
演奏会に行く前から、クリ子がYoutubeなどで彼の演奏を聴いて下調べをしていた時に一緒に演奏を見た感想は、テクニック的な面と、パワフル面が際立ち、その間に繊細な音色を表現するのが上手なピアニストだと思った。
そして彼の実際の生の演奏を聴いてみて思ったことは、何より音楽を表現する上での多彩な音色での表現がとても優れていると思ったことだ。
ところどころ粗いところもあったが、だけどここでこの音を出すか!とかここでこういう音色を・・なんていう、彼の曲への表現力がとても刺激的で勉強になった。
彼が弾いたどの曲にも彼なりの解釈と曲に対するファンタジーがあるのをすごく感じさせらる、そんな久しぶりにハっとさされる、そしてこちらまで音楽に対する意欲を改めて湧かせてくれるそんな演奏だった。
この日はテレビが入っていた為か、カメラ4台での収録。今後も彼の演奏活動に期待。