今年もガチョウを食べる季節がやってきた。去年のこちらの記事にも何故この時期にガチョウを食べるようになったか、その話を書いたが毎年私達はこの時期を楽しみにしている。
そして今日は去年とは違うレストランに行き、解禁になったガチョウ料理を食べることにした。折角なので今回はガチョウのコースメニューを頂きました。
まずは白ワインで乾杯。今回頂いたのはWelschrieslingという白ワイン。とっても上品な口当たりでお料理を邪魔しないとてもバランスのとれたワインでした。
いよいよコースの始まり、まずは前菜。ガチョウのレバーを生ハムに包んだものとエシャロットの赤ワインソースがけ。これが以外や以外。全然臭くなくって生ハムの塩加減と相まってとってもおいしかった。これをパテのようにしてアツアツのカリカリパンに塗って食べるともう最高だった。
そして次がスープ。見かけカボチャスープに見えるが、ニンジンに新鮮なオレンジとリンゴジュース、そして生姜のスープ。上にのっかてるのはワサビのビスケットのようなもの。こんなスープ始めて頂いた。生姜の味はほとんどしないのだがニンジンとフレッシュなオレンジの香りがなんとも新しい発見で楽しい味わいだった。
メイン料理。もちろんガチョウ料理。これを食べにきたんだもん。黄金の取り合わせ。ガチョウに赤キャベツの付け合せとジャガイモのお団子。この三点セットがおいしいのだ。今回頂いたガチョウは素朴にかりっと塩、胡椒でオーブンで皮ごとカリっと焼いた物だった。身がとても引き締まっていておいしかった。
そしてお腹がいっぱいになったところで最後にデザート。洋ナシの赤ワインのコンポートにナッツのヌガットに生クリーム添え。もうお腹いっぱいで入らんよ~なんて言っていたがおいしいものはお腹にス~と入ってしまうのが不思議。またこれで一つ太りましたな!!
どの料理もちょいと一工夫してありドテっとした料理がよくでてくるオーストリアでここまでセンスのいいお料理はなかなか満足のいくものでした。クリ子も大満足でまた違う時期に違う料理を食べにこよう~!ということにガッテン相成りました。
今回のコースメニューは一人当たり大体5000円ぐらいのものでした。お料理に対して、ワインなどの飲み物が割高だったが総合的にはこのお料理にこのワイン、コストパフォーマンスも悪くないと思われる。
今からまた来年のこの時期が楽しみでならない・・・・ ってどんなけ食いしん坊なんだって??ハイ!とっても食いしん坊です。