400年前の家

IMG_5626.jpgクリ子の両親のセカンドハウスがあるのはSteiermark州のSt.Johannという村。

IMG_5583_01.jpgその村でも一番古い家がクリ子の両親の家だ。実に430年前の家。昔この一体は農家だった。この家にも小さい牛舎やハイジの寝床だったもみ草小屋みたいな小屋がまだ残っている。

IMG_5578_01.jpgもとはクリ子の曾お婆ちゃんの伯母の持ち物だったこの家。伯母さんがなくなり代々、Z家がこの家を受け継いでいっている間に少しずつ古くなった部分を修理して今に至っている。

IMG_5577_01.jpg壁がすごく分厚い為、水道工事をするのが大変でまだ今だに庭にある井戸から水を汲んで食器洗いなどをしている。

IMG_5586_01.jpg小屋の窓などはこんな風に工作でできたような簡単なもの。

IMG_5627.jpg不便な面もまだまだいっぱいあるけれど何よりいいのはやっぱり田舎はとっても静かで空気が澄んでて綺麗なことだ。

“400年前の家” への3件の返信

  1. ひゃ~!!!
    すっごい格好イイ!!!
    こういう古いモンを大事に修理修繕しながら残していくって今の日本にない…便利さや新しさに負けちゃうもの。そういうものを間近で見られるoyumichenがうらやましい。

    古くなって使いにくくなって住みにくくなってそれはそれで困るんだろうけど、でも大事に大事にそこに詰まってる思い出やなんかも一緒に残していこうとする行為自体が素晴らしい。

    日本は地震が多いから石の壁は難しいんだって聞いたことがある。レンガの壁には随分あこがれてるんだけどな。ほら三匹のコブタのレンガの家。丈夫で温かくて皆が安心して暮らせる家を作りたい、思えばアレが私の基本だった気がする…

  2. 私も三匹のコブタの家に憧れてました!

    そう昔のものをそのまま生かして生活していくって素敵だよね。だけどねぇ~おトイレは大変だよ。一応、トイレ用の小屋は外にあるんだけど(そうこれも外!夜中におトイレに行きたくなったら大変みたい。特に冬は)昔はそれこそ洞穴みたいだったものが今では一応、そこに便座をかぶせちょいとみたら普通のトイレに見えるらしいんだけど、もちろんボットン便所でクリ子のお父さんがこの別荘から帰る日に貯まった排泄を(バケツみたいなところに貯まるようになってるらしい。そして一応臭い消しの粉がまいてあるらしく臭わないらしい)庭の肥やしに庭に穴を掘って捨てるらしい。

    それをクリ子から聞いていた私は私がした排泄物をお父さんに処理して頂くのが悪くって家ではずっとおトイレを我慢していたのでした。私にはできないわぁ~、みんながした排泄物を集めて捨てにいくなんて。昔のものを生かすって素敵だけど大変なこともいっぱいよ!

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