栗のキッフェル

ウィーンはこの最近毎日のように雪がちらついてます。そんな寒い日がやってきたウィーンですが、先日の義母の貼るホカロン事件はまだ続きがありました。

昨日、また我が家にベビーシッターに来てくれた義母。外は気温1度。そんな中ルーべを散歩に連れていってくれるというので、まだ風邪が治りきっていない義母にまた貼るホカロンを首に巻いてあげようと、”貼るホカロンまた貼っていく?”って聞いたところ、”うん、もし使っていいんだったら嬉しいわぁ・・・でも今日はアナタに前借りたハンカチ持ってきてないわよ!”と言うので、”お母さん、ありゃ~焦げて廃棄処分になったんじゃなかったっけ?持ってくるも何も・・・”とクスリと笑って言うと、”そうなんだけどね、へへへ・・・・でも今度は絶対電子レンジなんかには貼るホカロンもハンカチも入れないわ!約束するから!!実のことをばらすと電子レンジにかけてから、キッチンから離れてたのよ~。そしたらキッチンからすごい音と臭いにおいがしてきて・・・慌ててキッチンに戻ったら電子レンジの中から火花が飛んでたってわけ!!もう私ってどうしようもないでしょ~!!’っと笑いながら話してくれる義母を見て、この人絶対懲りてないわぁ・・と確信した私であります。でももう電子レンジだけにはホカロンを入れることはしないでしょう・・。

って義母のどうしようもない話はこのへんにして、この最近仕事が忙しくてお疲れなクリ子の為に栗のキッフェルを作りました。いや~私もかなり疲れてるんですけどね。誰か私を労わってくれる人はいないんでしょうか?って話はそれましたが、この寒いウィーンの晩にデザートとして栗のキッフェルをあてに赤ワインでも飲んで休んでもらいと思い、栗のペーストにラム酒、砂糖、バニラシュガーなんかを入れて火にかけたものをパイ生地に包んでみました。

クリスマス用にデコレーションした蝋燭を燈しながら、赤ワインと栗パイを食べるクリ子。やっぱり冬は栗と赤ワインがとっても美味しく感じます。今年の冬も我が家では栗菓子がいっぱい登場しそうです!

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