この最近、会社の同僚からある寿司レストランがお気に入りでデートでよく使ってると聞いたクリ子。これは是非とも行ってみたいと思ったのか、珍しくクリ子の方から今度ご馳走するから一緒にデートしようよ!とお誘いがかかったので、そのうわさのレストランバーに週末行ってきました。
街の中心街にもこのレストランがあるんだけれど、私達は家から近くって車も停めやすい19区の方のレストランに行ってきました。
デートということもあって今回はクリ子にすべてお任せしました。彼の情報ではお刺身と寿司の盛り合わせ2人前が大皿でやってくるのがいい・・・ということだったのでそれを頂くことに。でもその前にまずは食前酒を。マンゴーを使った食前酒。ほのかなマンゴーの香りが食前酒にはもってこい。
そして例のその大皿がこちら。魚のネタとしてはウィーンのどこのレストランで出てくるのとほぼ変わりはないのですが、魚のネタが大きくって分厚い。お刺身はどれも新鮮でとても美味しかった。後、寿司飯が日本人が調合したのか?というぐらい分量の配分がよくウィーンにあるこっち人経営のお店にしてはかなり寿司飯が上手に出来ていた。って確かここ、私の記憶によれば、日本人コックさんがつい最近まで働いておられたんじゃなかったっけ?
日本のお寿司と比べると比べる対象にならないぐらい別のものだけど、こっちのお寿司屋さんにしてはかなりいけると思います。ただやっぱり日本人としてはシャリはもうちょっと小さくしてもらえると嬉しい・・・。あとクリ子は食前酒の後に日本酒を頼むつもりだったのですが、ここには日本酒は存在せず。多分レストランのコンセプトがお洒落な寿司バーなので、お酒という概念はなかったみたい。だけど冷酒が一つぐらいメニューにあってもいいじゃないかなぁ・・・。ってわけで私達はその後ビールを。
デザートはお腹がいっぱいだったので、わが相棒はパンナコッタ。美味しかったらしい。
そして私は何を血迷ったから、バニラアイスを揚げたものを。一人でバニラアイスの天ぷらと想像して頼んでみたらこんな爆弾のように大きなものが出てきました。いや・・説明ではバニラアイスにチョコケーキ、それを揚げたものって言われていたんだけど、私はバニラアイスのてんぷらにチョコケーキがちょこって添えてあるのを想像してたら、説明どおりに本当にバニラアイスにチョコケーキを巻きつけてそれを揚げたものが出てきてました。それも天ぷら粉ではなく、細かく砕いたパン粉で・・・。これは正直、いけてない。何より大きすぎるからバニラアイスには火なんて通らず、カチカチだし、ケーキはものすごくいっぱいだし、大きすぎて揚がりきらなかったのか、お団子が冷めて冷たくなってるんですけど・・・。
その後、赤ワインを飲んで〆て70ユーロちょっとかな。さすがにこういう雰囲気のところだけあってそれなりの値段がついてますが、ちょっと雰囲気のいいところでロマンチックにお寿司デートがしたいという人にはいいんじゃないかな?私達は・・というとそういうものをお寿司を食べに行く時に求めてないので、また再訪するか?と言われたらどうだろう??考えるところです。でも一度は訪れたいと思っていたレストランだったので、今回行くことができてよかった。クリ子、ご馳走になりました。ありがとう~!!