秋の収穫祭

やっと今日クリ子にお休みが取れたので疲れた体を少し癒そうということでまた温泉へ行ってきました。その道中である小さい村の農家の人達が秋の収穫祭くをしていたので寄ってみた。

IMG_0397.jpg冬がなが~いオーストリア、夏に牛さんの冬の食料に集めておいた乾燥させた草の上で子供達はみな元気よく遊んでいた。このワラ、見た目よりも柔らかくてすべすべしていて触ってみると結構気持ちがいい。

IMG_0404.jpgここの村の秋の収穫はどうもかぼちゃとワインが主らしい。この村で採れた色んなかぼちゃがこの村中いろんなところにオブジェとして飾られている。

IMG_0400.jpgなかなか見ていて楽しい・・・

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そしてこの道に並べられているかぼちゃ、自分達でめいめい好きなのを選んで、大きいのが1ユーロ、小さいのが50セント、おばさんに渡せばかぼちゃが手に入る。IMG_0415.jpg

そして私達が買ったのがこのかぼちゃ。オーストリアのかぼちゃの中でも比較的甘味がありもっちりしているものを選んでみた。さぁ。。どんなお味がするのかな??

第二の人生

第二の人生を考えるにはまだ早いが、この前カーリンと二人でいや~今の仕事してなかったら何する??って話になり、こっちでなかなか音楽でそれなりのお金を稼ぐのが大変なことをしみじみと感じている私は真剣に考えてしまった。アジア人でも雇ってくれるところ??そして自分が興味を持っていることでぇ・・・??何がええやろう・・・???先にお断りしておくがこれは空想、夢の世界だということを言っておこう。(現実には難しい・・・・)

だけど二人が収まったところはワインのソムリエ。だって二人ともワインがすごく好きなんだもん。そしてそれなりに美味しいワインと美味しくないワインが見分けられるもん。(こんな程度じゃ駄目??)仕事しながらもなんだか少し夢があってエレガントでいいじゃない??二人できっと職業訓練学校で2年ぐらい勉強すればきっと資格もらえるよ~とか言って盛り上がってしまった。そしてヨーロッパでクラシック音楽をアジア人が教えるよりもきっとレストランとかで専属でアジア人でもソムリエだったら雇ってくれそうじゃない??とかちょっとかっこよくない??とか二人とも酔ってるから好き勝手なことを言ってその場を楽しんだ。

IMG_0121.JPGそしてカーリンがそれならちょいと教えてあげよう・・・・ってお酒も入ってる勢いでまずワインを一口飲んだ後に喉にワインが流れる時の好みを聞かれた。まぁ。。日本でいう喉越しがよいものかそれとも口の中にムワ~ンって香りやお酒の後味が残るのかどっちがいいか??ということ。私はス~っと喉を流れていく方が白ワインだったら好き!と言ったらそれはアナタは白ワインでも辛口が好みなのだ!と言われた。その通り、私は白ワインは辛口が好きさ。だけどこれって日本のコマーシャルとかであるビールの理屈と一緒かぁ。。。まぁ。。それは置いといてそういう場合はドイツ語で喉越しが良いのはこういうのよ!!とか色々と教えてもらった。

IMG_0125.JPGいや・・・それを職業にしなくても少しお勉強でもしたいなぁ。。だけど即、クリ子とロニー男性陣二人に勉強するのもお金がかかるからやめとけ!!と言われた。だけど知識というものは持ってて損はしないぜ!お二人よ~。だけどもうカーリンに教えてもらったこと半分ぐらい忘れたからこんな私では駄目かぁ。。。。

ピアノという生き物

うちの家にピアノが来てから2週間ぐらい経つがピアノいうものがここまで毎日変化を遂げるとは思ってなかった。

IMG_0382.jpg我が家にピアノが届き、初めて弾いた時の印象は・・・というと正直なところかなりガックリした。そらドイツから二日、三日かけてうちの家に運ばれてきたのだから音が狂っているのは承知していた。だけど。。音が響かない。わざわざドイツの片田舎まで車をとばしてピアノを作っている工場まで行き、今のピアノを弾かせてもらった時、あの時の響きや音の深みはどこへ??何よりもあの時惚れ込んだこのピアノの音の柔らかさ、ハーモニーはいづこへ・・かなりショックだった。

それが毎日、毎日ピアノを弾いていくうちに鍵盤が柔らかい感じになり、音もだいぶ響くようになってきた。まだ作りたて新品のピアノは音が固い、そしてあまり鳴らない。だけど2週間弾いただけでドンドン音が鳴るようになってきた。音の本当の深みとやらは、このピアノを弾き込んで一年後ぐらいにしか出ないだろう・・だけど今はピアノが変化していくのを感じながらピアノを弾けることが楽しい・・・