Oyumichen

昨日の天気予報では３℃までしか上がらないと言っていたウィーン。でもOyumichenの中ではきっとそんなこと言いつつも５℃ぐらいまでは上がるだろうと考えていたのだが甘かった。本当に最高気温３℃だった。そして雪が・・・・この秋？それとも冬？の初雪である。今日一日雪が降ったりやんだりのお天気。時には吹雪いたように雪が舞う。あ～やめてくれ～！！そこまでしなくても・・・だって先週の木曜日のブログを見て頂いたらわかるようにちょうど一週間前はフェーン現象でTシャツ一枚でよかったのが・・今日は皆長めのダウンジャケットに帽子、手袋という姿。そうヨーロッパ、上（シベリア）から風が吹いてくるか、下すなわち南（スペインやイタリア）から風が吹いてくるかで気温に天と地の差がある。一週間の間に２０度以上の温度差なんていうのはざら。だけどこういう時こそ体調管理をちゃんとしなくてはいけない。

そんな寒い話ばかりしてもなんなので今日は先日って火曜日の晩？だったか食事を街に食べにいった時にこの最近の街の風景を写真に収めたのでそれをお伝えしよう。この日はハロウィンだったので街にはちらほら仮装をした子供達がいた。これは魔女さんかな？？

これバス停。こうやって某高級食材店の外壁には悩ましげな女性が並んでおられる。アップで撮ると結構ほんとセクシーなのね。

このボ～っと浮かびあがる建物、これ王宮。今日はなんだかライトが暗いゾ。なんかこんなに暗いとお化け屋敷のように見えるぞ。

ヨーロッパの至るところのにあると思われる、あるチェーン店の服屋さん。服はなかなか低価格で購入できてお手軽なお店なのだが外観は偉い立派。さすが街中。

街にはもうPunsch（ホットワイン）の出店が出ていた。匂いに引き寄せられそのお店の方に行こうとしたらクリ子にしっかり腕を捕まれ、残念ながら通りすぎるしかなかった。

冬時間に切り替えになってから急に寒くなったウィーン。天気予報によると明日はマイナス１℃から日中でも最高気温が３℃までしが上がらないらしい。いよいよなが～くてくら～い冬の到来である。

この寒さだと折角綺麗に色づいた葉も一週間もすれば全部枯れて落ちてしまうのであろう・・・そんな中、今日はクリ子と最後の紅葉を楽しみに散歩に行ってきた。

この最近すごく風がきつい。落ち葉も風と共に踊りまわる。

どれぐらい寒いか？って。それはこの顔を見たらお分かりだろう・・・タイツにズボン、マフラーに帽子に分厚い手袋、これでも散歩を２時間ほどしてると耳や頭皮が痛くなってくる。

私達はすごく寒くて背も丸くなるのに、木々は堂々と立ちはだかっている。

こんなに寒いと人もまばら。夏だとこのベンチから子供の元気な声が聞こえてくるのに・・・・

この湖はなんだか秋の終わりを告げているように感じる・・

おまけ・・・今日のフォトグラファー、Oyumichenでした。クリ子は手袋をとって写真を撮るのが嫌だったらしい。

今日は明日が諸聖人の日 という祝日で今晩はゆっくりとできるということもあり急に外に食べに行きたくなった。クリ子が帰ってくる前にちょいとお洒落をし、スカートなんかを履いてみ（これがロングスカートではいけないところがミソ)、髪は少しブローし巻き毛なんかにしてみ、耳にはクリ子からもらった真珠のピアスをつけ、指には結婚式以来つけたことのない結婚指輪をつけてみたりして、準備万端にしたところにクリ子が８時過ぎに家に帰ってきた。このOyumichenの姿をみたら何を言わずとも誰でも今日は外へこのOyumichenを連れていかなくてはならないということはわかるだろう・・・そうこれ私の作戦！！

ってな訳でクリ子と一緒に今日の晩は街に久しぶりに出掛けてきました。私達がウィーン市内でわざわざ食事を食べに行くのは誰かからお誘いがかかる以外はない。それが今日なぜ外に食べに行きたかったか？？というとそれは今しか食べられないガチョウの料理が食べたかったから。１１月１１日の聖マーティンの日がガチョウを食べるメインの日でその前後でいろんなオーストリア料理のレストランでガチョウ料理が食べられる。そうこれこの時期にしか食べられない料理なのです。だけどちょっと気が早かったらしく、まだ街のレストランの看板にはこの料理はほとんどのっていなかった。残念・・・凹む私。そんな私を慰めるかのようにクリ子がインターネットでウィーン市内で一番おいしくガチョウ料理を食べさせてくれるところを見つけるから今度そこに行こう。今日は違う料理でも食べに行こうということになり、それなら貝類がいっぱい食べられるあるお店に行こうということになった。

そうこれも私一年に一回だけこの時期に食べる料理。ウィーンでこれがこんなけたらふく食べられるのはこの店しかまだ知らない。クリ子にどう？？と聞かれ、ウンウン！！とうなずきながらガムシャラに食べた。今日のここの貝は臭くもなくミもふっくらしてとってもおいしかった。やっぱりたまには外でこうやって食べるのもいいね、クリ子！

その後はいつものごとく、ほとんど人通りが少なくなった街中を二人でウィンドーショッピングなどしながらゆっくりと散歩を楽しみ、家路についたのでした。